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遺産相続 専門家の選び方〜その1〜

専門家と言っても色んな専門家がいます。

相続税の専門家は税理士ですし、裁判をするなら弁護士、相続登記なら司法書士です。私たち行政書士はと言いますと、それぞれの分野について浅く広く扱う専門家です。

例えば、遺産相続について多少もめてはいるものの裁判までは・・というケースで弁護士に相談に行くと、「で。裁判しますか?」という感じの雰囲気になる事がよくあります。

相続税が掛かるのか掛からないのかわからないといったケースで税理士に相談すると、「で。相続税の申告を依頼するのですか、しないのですか?」となる事がよくあります。

遺言の作成についても業務としている税理士事務所はありますが、相続税の掛からない程度の財産しかない人は体よく断られます。

税理士は税務申告で利益を得ますし、弁護士は裁判報酬で利益を得ます。税金がかかるかどうかの相談や、裁判をすべきかどうかの相談には、よほど個人的な付き合いのある人でなければ真剣には相手にしてくれないでしょう。

税理士や弁護士は、医者で言えば、脳神経外科や循環器科といった専門医のようなものです。行政書士はいわば街医者です。専門性の高い高度な治療や手術は出来ませんが、庶民の一般的な問題には対処できますし、必要に応じてどこへ相談に行くべきか的確に判断ができます。

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遺産相続 専門家の選び方〜その2〜

では、どの事務所に相談するのが良いでしょう。

これはおよそ2点を確認すべきであると思います。

まず、相続に関しての専門家であるかどうか。

税理士は税金の専門家です。必ずしも相続税の専門家であるとは限りません。弁護士は法律の専門家ですが、必ずしも相続の争いに関しての専門家であるとは限りません。

行政書士などは特に専門分野が事務所によってバラバラです。建設業許可が専門の事務所や、車庫証明が専門の事務所に相続の質問をしても、下手をすれば一般人よりも無知である可能性すらあります。

専門ですと看板を挙げていたとしても、サイトをよく読んだ上で、本当に専門性の高い事務所なのか、しっかり見極めた上で相談しましょう。

それともう1点。相性も大切です。

特に法律など専門性のある事柄については、平易な説明が出来るかどうかというのは大切です。専門用語を多用して、難しい言葉で説明する事務所は考え物です。

相談される方が専門用語をよく知っている場合は問題ありませんが、そうした用語を知らない人にとっては、専門用語を多用する専門家では、全てを丸投げする結果となりかねません。きちんと説明し、相談者が納得の上で選択をすることが出来る。それが相談を受ける専門家の心得だと思います。

説明のレベルが自分に合うかどうか。これをサイトの説明から見極めることが、良き相談先を見つける秘訣だと思います。

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